よく小1の壁といわれるが、ベルリンの壁ほどではないにしても多少は緩和する制度として学童、正式名称を放課後児童クラブという。
が、これがえぐい。
仙台市などでは全世帯を対象に土日に説明会を開く(覗いたら100人ぐらい来ていた)のだが、柴田町ではそれがない。というか、「放課後児童クラブとは何か」という説明自体が一切なく、先述の小学校入学説明会のチラシに「放課後児童クラブに入るための手続きをした人はここに〇をつける」みたいな記載があるのみ。これでは普通の人は何もできないまま4月を迎えることになる。
自分の場合は土曜日の児童館追い出しを何度も経験し、その際ににっくき放課後児童クラブという言葉を何度も聞かされた。自分は土曜日の利用がないとはいえ、平日有給休暇を取ってたまに訪れた児童館で今度は自分が憎まれる側になるリスクがないとは言えない。
で、その放課後児童クラブだが、それ自体の説明会は一切なく、自分で柴田町公式サイトを11月ぐらいから毎日チェックし、申込書類が配布になったら西住小学校の向かいにある西住公民館に行く。「え?船岡小学校じゃないの?」と思うが、西住で合っている。そもそも船岡小学校学区には児童館がない。この時点で相当にやばいのだが、その関係で西住小学校の向かいにある西住公民館で、船岡小学校学区の人に対して資料配布と申込を行っているのだ。この辺も11月ぐらいから柴田町公式サイトを毎日チェックしていないとわからない。
結局、放課後児童クラブとは何をするところなのか全く分からないまま申し込みをせざるを得ない。なんとなく保育所の延長線上という漠然としたイメージだけである。幼稚園にも同じような仕組みがあるが金額があまりに高いので結局1回も利用せず全額返金となった。